北海道の温泉について
北海道には250を超える温泉地があり、その数は日本でもトップクラスです。火山活動が活発な地域が多いため、泉質も多様で、硫黄泉、食塩泉、炭酸泉など様々な温泉を楽しむことができます。
大自然に囲まれた露天風呂、歴史ある老舗旅館、モダンなリゾートホテルなど、宿泊施設も多彩です。温泉街の散策や地元グルメと合わせて、心身ともにリフレッシュできる旅をお楽しみください。
登別温泉
北海道を代表する温泉地として知られる登別温泉は、1日1万トンもの湧出量を誇ります。9種類もの泉質が湧き出ており、「温泉のデパート」とも呼ばれています。
温泉街の奥にある「地獄谷」は、噴気孔や湧出口から立ち上る蒸気が迫力満点の観光スポットです。遊歩道が整備されており、間近で火山活動を感じることができます。
登別温泉の特徴
- 泉質: 硫黄泉、食塩泉、明礬泉、鉄泉など9種類
- 効能: 神経痛、関節痛、冷え性、疲労回復、美肌など
- アクセス: 新千歳空港から車で約1時間、JR登別駅からバスで約15分
- 見どころ: 地獄谷、大湯沼、クマ牧場
定山渓温泉
札幌市街から車で約50分の定山渓温泉は、「札幌の奥座敷」として親しまれています。豊平川沿いに温泉宿が立ち並び、渓谷美と温泉を同時に楽しめます。
秋の紅葉シーズンは特に人気で、渓谷を彩る紅葉と温泉の組み合わせは格別です。札幌からの日帰り入浴も可能なので、観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。
定山渓温泉の特徴
- 泉質: ナトリウム塩化物泉(食塩泉)
- 効能: 神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復
- アクセス: 札幌駅からバスで約60分、車で約50分
- 見どころ: 二見吊橋、豊平峡ダム、定山渓ファーム
洞爺湖温泉
洞爺湖の南岸に位置する洞爺湖温泉は、湖と有珠山を望む絶景のロケーションが魅力です。2008年のG8サミットが開催されたことでも知られています。
4月末から10月末までは毎夜花火大会が開催され、湖上に打ち上げられる花火を温泉に浸かりながら楽しめる宿もあります。有珠山ロープウェイからは、洞爺湖と太平洋を一望できます。
洞爺湖温泉の特徴
- 泉質: ナトリウム・カルシウム塩化物泉
- 効能: 神経痛、関節痛、打撲、切り傷
- アクセス: 新千歳空港から車で約1時間30分
- 見どころ: 洞爺湖遊覧船、有珠山ロープウェイ、昭和新山
層雲峡温泉
大雪山国立公園の玄関口に位置する層雲峡温泉は、柱状節理の断崖絶壁に囲まれた渓谷美が特徴です。夏は涼しく、大雪山の登山基地としても利用されています。
冬の「層雲峡氷瀑まつり」では、渓谷の水を凍らせた氷の造形物がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。黒岳ロープウェイで大雪山の山頂付近まで気軽にアクセスできます。
層雲峡温泉の特徴
- 泉質: 単純温泉、硫黄泉
- 効能: 疲労回復、神経痛、リウマチ、美肌
- アクセス: 旭川空港から車で約1時間30分
- 見どころ: 銀河・流星の滝、黒岳ロープウェイ、大函
十勝川温泉
十勝川温泉は、世界でも珍しい「モール温泉」が湧出する温泉地です。植物性の有機物を含んだ泉質は、肌触りがなめらかで「美人の湯」として知られています。
周辺には十勝平野の広大な農業地帯が広がり、冬にはオオハクチョウが飛来する十勝川白鳥まつりが開催されます。十勝の新鮮な農産物を使った料理も魅力です。
十勝川温泉の特徴
- 泉質: ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(モール温泉)
- 効能: 美肌、神経痛、筋肉痛、疲労回復
- アクセス: とかち帯広空港から車で約30分
- 見どころ: 十勝が丘展望台、十勝川白鳥まつり
湯の川温泉
函館市内に位置する湯の川温泉は、北海道三大温泉郷のひとつに数えられます。函館空港から車で約5分とアクセスが良く、函館観光の拠点としても便利です。
温泉街には足湯もあり、気軽に温泉を楽しめます。函館山の夜景観光や朝市での海鮮グルメと組み合わせた旅行プランがおすすめです。
湯の川温泉の特徴
- 泉質: ナトリウム・カルシウム塩化物泉
- 効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性
- アクセス: 函館空港から車で約5分、函館駅から市電で約30分
- 見どころ: 函館山、五稜郭、函館朝市
温泉マナーについて
日本の温泉には独自のマナーがあります。入浴前にかけ湯をする、湯船にタオルを入れない、刺青のある方の入浴制限など、施設ごとのルールを確認しましょう。最近は刺青OKの施設や貸切風呂を用意している宿も増えています。
温泉旅行の計画ポイント
- 日帰り入浴と宿泊、目的に合わせて選択
- 泉質や効能を確認して自分に合った温泉を選ぶ
- 露天風呂、貸切風呂など、施設の特徴をチェック
- 周辺の観光スポットと組み合わせて計画
- 人気の宿は早めの予約がおすすめ
北海道の温泉情報は北海道観光振興機構の温泉特集でも詳しく紹介されています。